「授乳ブラって、なんだか地味で可愛くない…」
「どれも一緒のデザインに見えちゃう…」
妊娠前はそんなイメージを持っていました。実際、大手のベビー用品店で見かける授乳ブラは、シンプルで色展開も少なく、どれを選んでも同じに見えてしまいがち。
でも、せっかくの産休・育休。おしゃれも気分も諦めたくないのが本音ですよね。
私は助産師として多くのママを見てきましたが、最近は「かわいい・おしゃれ」かつ「授乳しやすく快適」な授乳ブラも増えてきています。
そこで今回は、公式サイトと楽天市場の口コミを分析し、38商品の中から特に「デザイン性が高い」と評価された5商品を厳選しました。
記事を読むことで、以下のメリットがあります!
- 「かわいさ」と「実用性」を両立できる授乳ブラが分かる
- タイプ別のメリット・デメリットが一目で理解できる
- 助産師が一押しする“迷ったらコレ”が見つかる
授乳ブラ=地味、のイメージをくつがえす一枚を、一緒に見つけていきましょう。
授乳ブラのデザインに対するイメージ

自分自身が妊娠前に持っていたイメージ
- 大手ベビー用品売場で見る授乳ブラは、シンプルで色も限られていて、どれも似たようなデザインに見えていました。
- 授乳がしやすい機能性や、敏感な肌に優しい素材感を重視すると、普段使いのブラからは程遠いシンプルなデザインが多くなるのかなぁ…
- でも「授乳の一時期だから仕方ないか…」という諦めもありました。
入院中のママを見て感じていたこと
- 入院中のママたちも、シンプルな授乳ブラを使っていることが多いと思います。
- 産後3〜4日程度でおっぱいが張ったり、頻回授乳で乳首が切れたりと、入院中はとても変化が多い時期です。
- デザインより何より、「楽ちん」「授乳しやすさ」を優先したい時期だと感じました。
実際に購入前に口コミやレビューを見て感じたこと
- 妊娠して、実際に購入を考えるようになってからは、楽天やAmazonのレビューをたくさん読みました。
- 「可愛い色で気分が上がる」「柔らかくて着け心地が良い」という声もあれば、「思ったよりも地味だった」「写真より色が落ち着いていた」という声も目立ちました。
- レビューを見て、やっぱり機能性や快適さが優先されがちで、デザイン面は期待しすぎない方がいいのかもしれない、と感じたのを覚えています。
“可愛さ”と“実用性”のバランスをどう取る?
- 授乳ブラ選びでは、見た目の可愛さと授乳のしやすさ・着け心地の両立がポイント!
- 自分にとってどちらを優先するかを考えながら選ぶことが大切です。
- ここからは、デザインも実用性も◎なオススメ授乳ブラ5選をご紹介します。
デザインに対する評価が高い授乳ブラ5選

今回は、公式サイトと楽天市場に掲載されている口コミを対象に、各商品20件ずつ、合計38商品の口コミを分析しました。その中から「デザインがかわいい」「おしゃれ」といったポジティブな声が多かった順に、特に評価の高い5商品を紹介します。
1.【美妊婦】キレイめレース サッと簡単授乳ブラ
締め付けないのに安定感◎ レースで気分も上がる授乳ブラ
| ブランド | Rosemadame |
|---|---|
| デザイン展開 | 総レース 4色(ライトグリーン、ブラック、ラベンダー、ブルー) |
| 特徴 | ・高級感のある、大人可愛い色使い ・クロスオープンタイプで、サッと簡単、即授乳できます。 ・フロントボタンがついており、授乳時以外は閉めてバストを固定。 バストが横に広がるの防ぎます。 ・カップ裏綿100%で肌にやさしい。 |
デザインに対する良い口コミ
デザイン以外に気になる口コミ
妊娠〜授乳期は、アンダーやカップサイズが変わりやすいため、サイズ選びに迷う声が多いようです。口コミでも「少し大きめかな」と思っても、後期に入ってからちょうど良くなるケースがあります。購入時は成長を見越して少し余裕のあるサイズを選ぶと安心ですね。
2.日本製 レーシーハーフトップ 授乳ブラジャー ブラレット
かわいいだけじゃない!敏感肌にもやさしいキュプラ混レース
| ブランド | スウィートマミー |
|---|---|
| デザイン展開 | 総レース 7色(ホワイト、ブラック、ピンク、シェルピンク、ローズピンク、ミント、ブルーグレー) |
| 特徴 | ・とろける触感!極上タッチのキュプラ(※)レース ・デリケートなカップ裏にはオーガニックコットン100%使用 ・ストレッチ抜群の幅広アンダーでやさしくホールド ・50㎜極太レース肩紐で肩に食い込みにくい ・段差のない脇高設計で脇ラインすっきり ・付属品も国内で調達、老舗縫製工場の職人手作業で仕上げています |
※コットンから作られる再生繊維で、シルクのようななめらかさと上品な光沢がある素材
デザインに対する良い口コミ
デザイン以外に気になる口コミ
キュプラレースを使った素材への評価は、人によって分かれるようで、「敏感肌にはチクチクした」といった声もありました。ですがそれ以上に、「素材はやわらかくさらっとしている」「敏感な時期でも痛くならず快適」「伸びがよく付け心地抜群」といった良い口コミのほうが多く寄せられています。
敏感肌の程度や好みによって感じ方が異なるため、しっかりホールドよりもリラックス重視で着けたい方には特にオススメといえそうです。
3.ハグするブラforママ
華やかデザインと体にフィットするハグシートで快適&特別感◎
| ブランド | ワコール |
|---|---|
| デザイン展開 | 花柄×花柄レース 4色(ブラック、アイボリー、ライトピンク、アクア) |
| 特徴 | ・体温を感知してカラダになじむハグシートで、ここちよさが続く ・変化するバストを脇からささえるリフティングレースで、やさしく抱き寄せるように引き上げる ・脇〜背中の生地は肌になじむ肌ピタッバック。 バック上辺は折り返し始末の脇高設計で、脇も背中もすっきり ・伸縮性のあるストラップとめくりやすいカップ クロスオープンではなく、カップをずらすだけの仕様 ・変化するママのバストにうれしい、豊富な8サイズ展開 |
デザインに対する良い口コミ
デザイン以外に気になる口コミ
華やかなデザインが魅力的な一方で、「もっとシンプルなデザインがあれば…」と感じる方もいるようです。
また、産後はバストサイズが大きく変わるため、時期によっては合わなくなるケースもあります。ただし多くの口コミでは「着け心地がとても良い」「妊娠中のおしゃれを楽しめた」と高評価。気分を上げたい時や、快適さを重視したい方にオススメできるブラです!
4.助産院監修 ママふわ授乳ブラ 垂れ防止フィットグミノンワイヤー
しっかり支えて美シルエット、華やかすぎず上品なデザイン
| ブランド | エンジェリーベ |
|---|---|
| デザイン展開 | シンプルは4色(ブラック、ベージュ、ブルー、ブラウン) レースは6色(オールブラック、ブラック、ベージュ、ブルー、ラベンダー、グレー) |
| 特徴 | ・クロスオープンとストラップオープンでスムーズに授乳できます ・クッション性のあるふわふわモールドカップで乳頭を保護 ・通気性が良い穴開きパットで、体温が高い妊婦さんも快適 ・胃を圧迫しないカーブしたアンダーライン ・カップ内にパワーネット内蔵し、バストを寄せて引き上げる ・約11㎝のサイドボーンでバストの横流れを防ぎます |
デザインに対する良い口コミ
デザイン以外に気になる口コミ
着け心地やシルエットは好評ですが、「サイズがもう少し細かいと選びやすい」といった声もありました。実際にはS〜LLまで通常とグラマーの7サイズ展開があり、さらにホックは3列5段階と調整幅は他商品より広めです。
通常時サイズとの対応表も用意されているので、自分のアンダーとカップに合わせて選べばフィット感を高めやすいですよ。
5.ママのお声から出来たかわいい授乳ブラ
ウィンドウオープンでカップズレ防止&大人ニュアンスカラー
| ブランド | Lino Ulu |
|---|---|
| デザイン展開 | カップのみレース 5色(ピーチピンク、モスグリーン、グレーピンク、ブラッドオレンジ、アイスブルー) |
| 特徴 | ・幅広肩紐で肩に食い込まない ・中心寄りの肩紐で、バストを寄せて上げて、胸を丸く収める ・13㎝の脇高設計でバストの横流れを防ぐ ・一日に何度も授乳するママに配慮した簡単ウィンドオープン! ブラをズラすことなく授乳でき、胸を出すことへの抵抗感を緩和します |
デザインに対する良い口コミ
デザイン以外に気になる口コミ
ウィンドウオープンタイプは珍しく便利な反面、片手での開閉や母乳パッドの収まりは慣れや個人差があるようです。
また、産後すぐは胸のサイズ変化が大きいため、合わなくなったという声も見られました。ただし、フルカップ設計なので基本的には安定感があり、母乳パッドもサイズに合ったものを選べば安心して使えます。
ウィンドウオープン特有のメリット・デメリットを理解して、選べば妊娠中から授乳期まで長く使えるブラといえそうです。
デザイン以外に見るべきポイント

見た目がかわいくても、着け心地や授乳のしやすさがイマイチだと結局使わなくなることも…。デザインとあわせて、次のポイントもチェックしておくと安心です。
授乳のしやすさ
授乳ブラはタイプによって開き方が異なります。
それぞれのメリット・デメリットを表でまとめました。
| メリット | デメリット | |
|---|---|---|
| クロスオープン | ✅ ボタンやストラップがなく、片手で開けて授乳できる | ❌ カップがずれて形崩れしやすい ❌️赤ちゃんが乳首を吸っている部分が見えにくいこともある |
| ストラップオープン | ✅ 授乳していない方のバストを支えた状態で授乳ができる ✅ 一般的なブラに形が最も似ていて、カップ全体の形を保ちやすい | ❌ ストラップが外れたりズレやすいことがある ❌ 授乳初心者は抱っこしながら肩紐を外すのに時間がかかる |
| フロントオープン | ✅ 前を大きく開けて授乳しやすい ✅️赤ちゃんが乳首を吸っている部分がよく見える | ❌ ホックやファスナーが肌に当たる場合がある ❌ バスト全体の支えは弱め |
| ウィンドウオープン | ✅ カップ部分だけを開けられるので、胸全体を出さずに授乳できる ✅ 外出先でも授乳しやすく、肌の露出を最小限にできる | ❌ カップの窓が小さいと赤ちゃんの口に当たりやすい ❌ 種類によっては開け閉めに両手が必要な場合がある |
楽ちん
日常的に身につけるものだからこそ、着け心地の快適さは大切です。
締め付け感が少なく、長時間着けても苦しくないか、授乳以外の時間もリラックスできるかどうかを確認しましょう。
ホールド
授乳ブラは楽ちんさを重視した作りが多いですが、胸をしっかり支えるホールド力も重要。
妊娠・授乳期はバストサイズが大きく変化するため、支えが弱いと授乳期以降の胸の垂れにつながります。
また外出時や職場復帰後など、人前に出る場面ではシルエットを整える安心感になります。
素材
妊娠・授乳期は肌が敏感になりやすいため、素材感も大切です。
肌触りの良さ、通気性・吸湿性、そして洗濯後のお手入れのしやすさも要チェックです。
比較表

ここまで紹介した5つの授乳ブラを、特徴の違いが一目でわかるようにまとめました!
「どれにしようかな?」と迷ったときの参考にしてください。
※価格は執筆時点の情報で、最新のものとは異なる可能性があります。
購入時には必ず公式サイト等でご確認ください。
| 商品名 | 【美妊婦】キレイめレース サッと簡単授乳ブラ | 日本製 レーシーハーフトップ 授乳ブラジャー ブラレット | ハグするブラforママ | 助産院監修 ママふわ授乳ブラ 垂れ防止フィットグミノンワイヤー | ママのお声から出来たかわいい授乳ブラ |
| ブランド | Rosemadame | スウィートマミー | ワコール | エンジェリーベ | Lino Ulu |
| 価格(税込み) | 2,718 | 2,490 | 8,580 | 2,990 | 2,280 |
| サイズ展開 | M、L、LL、3L 4サイズ展開 | M、L、LL 3サイズ展開 | M1〜4 L1〜4 8サイズ展開 | Sグラマー、M、Mグラマー L、Lグラマー、LL、LLグラマー 7サイズ展開 | M、L、XL、XXL、3XL 5サイズ展開 |
| 授乳タイプ | クロスオープン | クロスオープン | フロントをずらす | クロスオープン ストラップオープン | ウィンドウオープン |
|---|---|---|---|---|---|
| デザイン展開 | 総レース 4色 ライトグリーン、ブラック ラベンダー、ブルー | 総レース 7色 ホワイト、ブラック ピンク、シェルピンク ローズピンク、ミント ブルーグレー | 花柄×花柄レース 4色 ブラック、アイボリー ライトピンク、アクア | ・シンプル 4色 ブラック、ベージュ ブルー、ブラウン ・レース 6色 オールブラック、ブラック ベージュ、ブルー ラベンダー、グレー | カップのみレース 5色 ピーチピンク、モスグリーン グレーピンク、ブラッドオレンジ アイスブルー |
| 洗濯方法 | 洗濯ネット、洗濯機洗い可 濃色は洗濯の際、多少色落ちする場合あり 浸け置き洗いは避ける 洗濯後はすぐに形を整えて干す | 手洗い推奨 漂白処理不可 タンブラー乾燥不可 洗濯機脱水後に日陰つり干し アイロン処理不可 クリーニング溶剤不可 | 洗濯機洗い可 以外に公開情報なし | 洗濯ネット使用、40℃上限の標準コース 漂白処理不可、タンブラー乾燥不可 洗濯機脱水後に日陰つり干し | 口コミでは洗濯ネットがついてくると記載あり それ以外に公開情報なし |
| 素材 | ナイロン ポリエステル カップ裏 綿 | ナイロン キュプラ ポリウレタン カップ裏 オーガニックコットン | ポリエステル ナイロン ポリウレタン | 綿・ナイロン カップ裏 綿 | ナイロン スパンデックス コットン |
| パット | モールドカップ 一体型 | モールドカップ 取り外し可 | ソフトカップ 一体型 | モールドカップ 一体型 | ソフトカップ 一体型 |
| 楽ちん | ◯ | ◎ | ◯ | ◎ | ◯ |
| ホールド力 | ◎ | △ | ◎ | ◎ | ◯ |
現役助産師が一押し!迷ったらコレ

助産院監修 ママふわ授乳ブラ 垂れ防止フィットグミノンワイヤー
オススメ① クロスオープンとストラップオープンの併用
- クロスオープンタイプは一見便利ですが、実際に使ってみると「思ったほど胸を大きく開けない」「パッドが赤ちゃんの口元にかかってしまう」といった不便を感じることも…
- 特に生地がしっかりしている仕様だと胸の露出範囲が限られ、吸いつきにくさに繋がることもあります。
- 逆に生地が柔らかすぎると、繰り返し授乳を行ううち、パッドに跡がついたり形がよれたりして、ホールド力が落ちやすいという難点もあります。
- このブラはクロスオープンに加えてストラップオープンでも開けられるため、肩紐部分を外して胸を大きく開け、乳首・乳輪が赤ちゃんの口に届きやすくなります。
ストラップオープンは片手でのホック操作に慣れるまでは少し難しいですが、抱き上げる前に両手で外しておく&授乳後は赤ちゃんを寝かせたあとに両手で戻すといった工夫で十分対応できます。
オススメ② ノンワイヤーだけどホールド力◎
- 産後3〜4日頃は胸が強く張り、痛みも伴う時期です。
- この頃は授乳しても、乳管もまだ十分に開通していないため、「授乳をしたら胸の張りがが楽になる」といった実感が得にくい状態です。
- 締め付けの強いブラはかえって痛みを助長することがあるため、この時期は楽なブラで過ごすのがオススメです。
- 産後10日以降のオートクリーンコントロール期に入ると、赤ちゃんが吸った分だけお乳を作るため、胸が張ったりしぼんだりを繰り返します。
- この繰り返しは乳房の皮膚やクーパー靭帯に負担をかけ、授乳期後の垂れにつながることがあります。
そこで私はノンワイヤーでもホールド力のあるこのブラに切り替えました!
久しぶりに胸全体がしっかり支えられる安定感を感じて、思わず「わぁ!」と感動。谷間もしっかりできて、見た目の自信も戻りました。
窮屈さは全くなく、授乳中も胸が揺れず安心でした😌
「この先も胸の形を守れるかも」と思える心強さがあり、授乳期だけでなくその後も快適に使える一枚です。
オススメ③ 派手すぎないレースづかいと大人っぽいカラー展開
- 授乳ブラに対して「地味」「無難」「どれも似てる」というイメージを持つ方も多いですが、このブラは一味違います。
- 私が選んだのはグレーのレースデザイン。カップ全体にレースがあしらわれていますが、派手すぎず、ふっと気分が上がります。
- レースタイプは、オールブラックやベージュ、グレー、ラベンダーなど大人っぽく華やかな色合い。
- シンプルタイプは、ブラックやブルー、ブラウンなど落ち着いたトーンで揃っており、どちらを選んでも「授乳ブラなのにおしゃれ!」と感じられるラインナップです。
まとめ
授乳ブラは「かわいさ」と「実用性」のどちらを優先するかで選び方が変わります。
今回紹介した5商品は、デザイン性に対する口コミ評価が高く、授乳期の気分を上げてくれるものばかり。
特に迷ったら、助産師イチオシの《助産院監修 ママふわ授乳ブラ 垂れ防止フィットグミノンワイヤー》を選べば間違いありません。
授乳期間は、振り返ればあっという間ですが、毎日身につけるものだからこそ、自分が気分よく過ごせる一枚を選んでくださいね。
https://zyosanshi-wa-mama.com/supportive-nursingbra/

妊娠前E70で8ヶ月でF75までアップしたので、また一回り大きくなることを見越してLLを購入したのですが、少し大きすぎたようでした。